2015年10月28日

外国人に囲まれて

さてさて、ご無沙汰しています。オーストラリア出張の続きを書かなければいけないのだけど、ちょっと思いついたことを書いてみます。

最近周りに外国人をよく見かける。電車の中でも、街中でも、駅でもカフェでも。しかもアジア系の人だけでなく、いわゆる欧米人もやたら多い。それもそのはず、外国人観光客の数が既に去年の1.5倍に達したということでである。

これは喜ばしいことだ。日本の経済にとってはもちろんの事、日本の文化が世界に認められ、日本が魅力的であると認めてもらったのだから。

でもなんでこんなに、しかも今、ここまで日本に観光客がやって来るんだろう。円安とかビザ発給要件の緩和とかいろいろあると思うけど、もしかすると4年前の東北大震災が関係しているのではないかというのが「三宅説」だ。

あくまでも私の思い込みというか、偏見なのだが、震災以降、日本のことが海外で報道させる機会が増えたと思う。それに伴い東北の人々の不便さだけでなく、彼らを支えようとする日本人の姿も海外で頻繁に報道されたようだ。4年という月日をかけて東北が復興の道を歩み、それに伴う人や自然や文化が海外で紹介されるにつれ、もしかしたらこれまで日本のことをあまり知らなかった外国の人達が日本に興味を持ち出したのじゃないかというのが、私の考えだ。

それが大きな理由だとは考えていない。でもそんなことも一つの理由になっているんじゃないか、と、身近に増える外国人を見て考えてしまうのである。

そう考えると、いやそう考えたほうが、震災からの復興の努力がいろんなところで認められていると、心が少しだけ温かくなります。





posted by miyake at 06:21| Comment(0) | 時事 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年10月03日

地球の大きさをなんとなく感じた

さて、オーストラリア出張報告のつづき。

city.jpgBlank.jpgアデレードはオーストラリア南部の、人口100万人ほどの街だ。緑が多く清潔で歴史情緒のあるゆったりした市街地は、西側を海に接し、反対側になだらかな丘を配す。まわりでは農業が盛んで、特に麦畑とブドウ畑が一面に広がる。良いブドウが獲れるようでワイナリーが多く、有名なBarossa Valleyには国内外から多くの観光客が訪れる。

beach.jpgBlank.jpg海沿いの地域はリゾート地で、ヨットハーバーやビーチが整備されている。このGlenelgと呼ばれる街を拠点にして、いろんなところへ出かけたわけだ。なにせリゾート地だからついつい海辺ではしゃいでみたくもなる。写真は今回のオーストラリア班のメンバーだ。植物バイオサイエンス課程の学生さんと、麦の育種を専門とする森川先生が一緒である。

field.jpgBlank.jpgここでの主な訪問先はアデレード大学であった。アデレード大はオーストラリアGroup of Eights(日本でいえば旧帝大か?)の1つで、学生数2,500人の大きな総合大学だ。エン麦の育種を専門とするパメラさんとピーターがいろんな面で我々の旅をサポートしてくれた。

centre.jpgBlank.jpg見せてもらったいろんな施設やフィールドの中で、とにかく感激したのは土地の広さと規模の大きさである。そりゃこれじゃあ日本で麦つくったって負けるでしょう、と素直にシャッポを脱ぐ私であった。品種改良についても非常にシステマティックであった。ランダムに変異株を作成し、それぞれの成長をロボット管理する。表現形の違いを画像解析し、最も適した株を自動的に選抜する。それを次に広大な大地で生産し、例えば日本の厳しい要望に合う、質の高い小麦を生産し輸出するのだという。こんなことにたまげてしまったのは私が植物の素人であるせいだとは思うが、そういう意味では学生達にも良い勉強になったのではないかと思った。

vet_building.jpgBlank.jpg動物系についても様々な施設を見せてもらった。アデレード大の獣医学部は学生数50名程度と、我々の大学の規模と変わらない。しかし診療施設や飼育施設は、比べものにならないくらい広い。いやー、学生の時にこの大学で学びたかったわ、とパメラさんに言った私だが、それはあながち冗談ではなかった。

つづきは次回。。。





posted by miyake at 06:56| Comment(0) | 学会報告 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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