2014年04月27日

金沢の街でしみじみ思ったこと

今日は金沢に行った。2月に亡くなった金沢大学の「清水徹先生を偲ぶ会」に参列するためだ。とてもシンプルで、それでいてとても暖かみのある会だった。

会では大学の恩師、同じ苦楽を共にした同門の先生、そして教え子の卒業生、みなさんがそれぞれに故人との思い出を語った。清水さんは、音楽を愛し、学生達を愛し、そして研究を愛してやまなかった。その思いでの写真が次々と映写された場面では、清水さん自身によるピアノの演奏がバックに流された。参列者の献花の時には、清水さんに救われたという大学の教え子が、静かに、暖かく、気持ちのこもったピアノの演奏をしてくれた。彼は学生担当教員として、多くの学生の悩みに親身になって相談にのっていたらしい。

このような偲ぶ会なるものに、私はこれまで参加したことはない。だからこんなことを書いて良いのかわからないが、とても良い会だったと、しみじみと思っている。そもそも偲ぶ会に良いも悪いもあるのか私にはわからない。しかし参列者みんながその人柄や、その人との思い出を懐かしみ、その人のことを忘れまいと心に強く想う、そんな会を良いと言わずして何と言うのだろう。


さて、せっかく金沢まで来たのでと、帰りに金沢の街を少しブラブラと歩いた。金沢は歴史のある街である。同時に優れた芸術文化の街でもある。九谷焼加賀友禅和菓子21世紀美術館。街中に芸術文化の気配が満ち溢れる。そんな柔らかい空気とふれあって、金沢という街の豊かさを実感した。

音楽と研究をこよなく愛した清水さんも、この街の文化に触れ、その空気を愛し過ごされたに違いない。金沢の街そのものが清水さんの暖かさに通じているように感じられた。たった1日、実に8年ぶりで訪れた金沢。この日のことは、きっと忘れられないだろう。

posted by miyake at 21:26| Comment(0) | つぶやき | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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